7月31日、入善まちなか交流施設うるおい館で、東京学芸大学 教育学部 准教授 大村 龍太郎 先生をお招きし、「子どもと教師で『豊かに』学ぶ授業づくり」と題して講演会を行いました。

大村先生からは、これからの社会を生きる児童生徒たちに必要な資質・能力とはどのようなものか、そしてそれを育むために行われるべき授業について教えていただきました。大村先生が教諭時代に実践しておられた授業映像を見せていただきながら、具体的な指導のポイントについて学びました。

参加された先生方からは、「子供たちが豊かに学ぶためには、子供たちが自己決定する場が大切だと分かりました。基礎を身に付けたうえで、何かを選んだり決めたりすることがないと主体的にならないと改めて感じました。授業実践を例にあげ、とても分かりやすく教えていただきました。2学期は、授業における問題意識の持たせ方や流れを見直し、工夫していきたいと思いました。」や「「主体的・対話的で深い学び」「個別最適な学び」等、具体的に説明していただき、何に重点を置きべきか明確になった。子供の自己決定の場を大切にしていきたいと感じた。また、ICTに日常的に使い慣れることが大切であると感じた。授業で用いることだけでなく、積極的に校務で活用していきたいと感じた。」という感想が多くありました。

講演会に参加した先生方を中心として、子どもと教師が豊かに学ぶ授業づくりがますます広がっていくことを期待しています。