6月14日(金)、第2回生徒指導主事等研修会を行いました。今回は、宇奈月小学校 生徒指導主事の島瀨教諭より、「いじめ問題における加害児童への指導・支援の在り方~被害・加害経験の繰り返しの側面から~」という演題で、内地留学で学んでこられたことを基に自らの経験を織り交ぜてお話していただきました。参加者の先生方からは、「感情は生きる手段として使っており、抑制されるといじめにつながっていくことがわかった。まず、加害児童の感情をありのままに受け止めることで自分の非に気付くことができるようにしたい。」や「加害児への指導、支援はとても大切なポイントだと感じていたので、今日の研修での具体例がとても参考になった。」等の声がありました。今後の児童生徒への指導に繋がるものであり、大変有意義な研修会となりました。

後半は「いじめ見逃し0宣言」の改訂に向けてグループ協議を行いました。「生徒指導提要」にある、いじめ対応の重層的支援構造に基づき見直したら良い点を話し合いました。また、各校で実施しているいじめアンケートや生活アンケートの様式を持ち寄り、いじめ見逃し0に向けたよりよいアンケートの様式や項目について情報交換をしました。